「帰る!」から始まった4日目。おむつ不足がきっかけで、息子が初めて外出先のトイレで「できた」

育てる日々

夏休み東北旅、4日目です。

ここまで、1日目は那須どうぶつ王国2日目は八木山ベニーランド3日目は仙台うみの杜水族館

そして4日目は、毎年のように行っているお気に入りの場所へ向かいました。

こじゅうろうキッズランドです。

宮城の白石にある屋内遊び場で、ここ、本当にリーズナブルなんですよ。料金は1人300円。家族4人で入っても1,200円で、子どもたちがしっかり遊べる。わが家にとっては、かなりありがたい施設です。

……ただ、今回はちょっといつもと違いました。

先に結論を言うと、この日は今回の旅でいちばん大きな「できた」が生まれた日になりました。

場所は、マクドナルドのトイレです。

入口から、リョウが渋る

いつもなら、こじゅうろうキッズランドに入れば、そこそこ遊んでくれます。ところがこの日は、入口から渋る。「入ろう」としても、なかなか入ってくれません。

まあ、こういうことはリョウにはあります。無理やり入れるわけにもいかないので、しばらく待つことに。10分くらい待ったでしょうか。ようやく入ってくれました。

「よし、これで遊べるかな」と思ったんですが……1時間くらい遊んだところで、今度は、

「帰るモード」

になってしまいました。もうそこからはかなり強い。「もうちょっと遊ぼう」と言っても、本人の中ではもう終了です。

一方のメグは、当然まだ遊びたい。そりゃそうです。メグからすれば「え、もう帰るの?」です。

ということで、ここで作戦変更です。

メグは残って、リョウと僕はドライブ

メグと妻はそのままキッズランド。僕はリョウを連れて外へ。夫婦で別行動です。

こじゅうろうキッズランドの塔の展望ドームで遊ぶ娘
その頃メグは、塔のてっぺんの展望ドームを制覇していた

ただし問題があります。まだお昼過ぎにもなっていない。正味2時間以上は時間を潰さないといけない。さあ、どうする。

そこで僕は、リョウを連れてドライブすることにしました。向かったのは、イオンモール名取。こじゅうろうキッズランドから、だいたい1時間くらいかけてのんびり走ります。車で移動して、イオンモールをちょっと散歩。お昼ご飯は二人でマック。

これはこれで、ちょっとした父子デートです。

そして、この急な別行動が、思わぬ出来事につながりました。

おむつのストックが、ほとんどない

実はこの日、ちょっとした事情がありました。この日は急遽出発したような感じだったので、車に積んでいたおむつのストックがほとんどなかったんです。

いつもなら「まあ、おむつがあるし」で済ませられる。でも、今回はそうもいかない。

そこで、ふと思いました。

外出先のトイレ、挑戦してみるか。

リョウは、おしっこ自体は今までもできます。ただ、外出先のトイレに入るのが難しかった。雰囲気が怖いのか、家とは違う空間だからなのか、理由は分かりません。でも、とにかく外のトイレは苦手で、今までなら最初から諦めておむつにしていました。

ところが今回は、おむつがない。まさに苦肉の策です。

「ちょっとやってみるか」くらいの気持ちで、トイレへ。

すると……

できた。

普通に入ってくれました。そして、自分でおしっこできた。

え?

できるじゃん。

いや、これは本当に嬉しかった。「おしっこができた」ということだけなら、そこまで大きな出来事ではありません。でも、外出先のトイレに入って、自分でできた。これは、わが家にとってかなり大きい。今まで「外では難しい」と思っていたことが、できたんです。

しかも「トイレの練習をしよう!」と準備万端で挑戦したわけではありません。おむつが足りない。だから、やってみた。それだけ。

怪我の功名。まさにこれです。

そして何より助かります。外出先でトイレが使えるようになれば、おむつの必要枚数も減る。長時間のお出かけでも、少し安心できます。思わぬところで、大きな発見がありました。

マックを食べて、もう一度キッズランドへ

そんな嬉しい出来事もありつつ、僕とリョウはマックを食べて、少しブラブラして、再びこじゅうろうキッズランドへ戻ります。

戻ってみると、妻とメグもすでにお昼ご飯を食べ終わっていました。時間は13時過ぎ。

「さて、ここからどうする?」

メグは、ちょっとキッズランドに戻りたそうな感じもありました。でも、リョウの様子を考えると、さすがにもう一度は厳しそう。

そこで僕が、実はひそかに考えていた別プランを出しました。

実は、もう一つ隠し玉を持っていた

それが、仙台市内の科学館へ行くというプラン。

以前、一度だけ行ったことがあります。少なくともメグは楽しめる。そして、もしリョウが館内に入るのが難しくても、近くに公園がある。最悪の場合は「リョウは外を散歩、メグは科学館」という別行動もできる。

つまり、どっちに転んでも何とかなるという作戦です。

こういう「逃げ道のある予定」、子連れ旅行では結構大事です。

結果、大当たりでした

行き先はHOKUSHU仙台市科学館。これが、めちゃくちゃ良かった。

メグは、いろいろな科学の体験ができます。触って、動かして、見て。ただ展示を見るだけじゃなく、実際に体験できるものが多いので、メグも楽しそう。さらにこの夏は特別展「深宇宙展」もやっていて、これも面白かったようです。

そして問題のリョウ。どうかな、入れるかな……と思っていたら、意外といける。

しかも、館内にあった巨大なマンモスの像を見て、

「ゾウさんだ!」

と言わんばかりに、めちゃくちゃ興奮。跳ねる。喜ぶ。これはいけるぞ。

そのまま僕がリョウを連れて、一通り見て回りました。

ただ、宇宙展はちょっと難しかった

そのまま特別展の宇宙展にも行ってみることに。ところが、ここはちょっと暗めの空間。リョウ、少しずつ崩れてきます。やっぱり暗いところは苦手です。

なので、ここで妻とバトンタッチ。リョウは妻と、メグは僕と。それぞれが無理なく楽しめます。こういうとき、夫婦で交代できるのは本当にありがたい。

僕はメグと一緒に宇宙展をゆっくり見て、非常に良い時間でした。

そして、ここでも妻がすごいものを発見します。

リョウ、巨大なパネルにハマる

館内に、触ると反応する大きなパネルの展示があったんですが、リョウがこれにハマった。妻が見つけてくれました。

そこからはもう、ずーーーーっとやってる(笑)

タッチする。反応する。またタッチする。また反応する。楽しい。もう一回。またタッチ。

本人の中では、完全にお気に入りスポットです。

科学館の巨大タッチパネルに触る息子の後ろ姿
この構え、完全に常連の風格。ここから一生やってた

こういうものを一つ見つけられると、本当に強い。最初は「科学館、大丈夫かな?」と思っていたのに、最後には上機嫌。その後もちゃんと僕らについてきて、館内を楽しむことができました。

結果、大成功

朝のこじゅうろうキッズランドでは、「今日はちょっと厳しいかな」と思いました。入口で渋る。1時間で帰るモード。

そこから急遽、父と息子でドライブ。おむつが足りなくて、外出先のトイレに挑戦。まさかの成功。そして予定になかった科学館へ。メグは科学体験と宇宙展を楽しみ、リョウはマンモスに興奮し、最後にはお気に入りのパネルを発見。

終わってみれば、大成功でした。

旅行って、本当に分からない。「今日はここで遊ぶぞ!」と決めていても、子どもが「帰る」と言えば予定は変わる。でも、その予定変更がきっかけで、今までできなかったことができるようになることもある。

今回のおむつ不足も、最初はただの困りごとでした。でも「外のトイレでも、できるんじゃん」という新しい発見につながった。

こういうのがあるから、子育ては面白い。予定表には書けない出来事が、あとから一番印象に残ったりします。

最終日前夜の恒例、花火

そして、この日はもう一つ。翌日は帰宅する日ということで、最終日前夜恒例の花火です。

両手に線香花火を持つ娘の手元
両手持ちという贅沢。夏の最後の夜

夏休みの最後の夜。みんなで手持ち花火をしました。旅行の終わりが、少しずつ近づいてきた感じがします。

1日目はちょっと外した。2日目はベニーランドで大成功。3日目は水族館で大成功。そして4日目は、予定変更だらけだったけど、最後は大成功。

さて、残すは最終日。蔵王の家を出発して、家に帰ります。

……とはいえ、家に帰るまでが旅行です。最後まで、何が起こるか分かりません。

※施設情報は2026年8月時点のものです。こじゅうろうキッズランド(白石市公式)HOKUSHU仙台市科学館

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