AIに家計簿を見せたら、思ってたより家計が強かった話

おかねの設計

140万円の車を買った。

一括で、現金で。だから今年のわが家の家計は、赤字だと思っていた。「まあ、車を買った年だからね」と自分に言い聞かせる準備までできていた。

ここで白状すると、僕はマネーフォワードで「家計」の画面しか見ない。投資額のところは、見ないようにしている。増えていても減っていても、心がざわつくからだ。堅実な投資家っぽい顔をして、実は数字を直視するのがちょっと怖い。

でも車を買って半月が経って、ふと思った。「そろそろ、全体を見てもいいんじゃないか」

恐る恐る、資産総額のタブを開いた。

……増えてた。

車を買ったのに、資産が増えていた

最初は表示のバグかと思った。140万円の車を買ったのに、全体の数字が買う前より増えている。

犯人は、投資だった。

普段見ないようにしている投資の口座が、僕が見ていない間も、黙って働いていた。配当が入り、評価額が育っていた。

「使うお金」と「増やすお金」を分けて、増やすほうは見ない。ずっとそうやってきたのだけど、その成果がこんな形で目に見えたのは初めてだった。

見ていないところで頑張ってくれていた、という感覚。ちょっと感動すらした。

ついでに、AIに家計簿を見せてみた

せっかくなので、マネーフォワードのスクショをAIに見せて、聞いてみた。

「うちの家計、どうですか」

今年1月から7月までの収支を、ざっと分析してもらう。カテゴリごとの支出バランス、収支の推移、車の140万円というイレギュラーの影響。

返ってきた言葉が、これだった。

「素晴らしい家計です!」

140万円の車を含めても、黒字。支出のバランスにも大きな崩れなし。

……AIに褒められて、普通に嬉しい大人がここにいる。

妻に褒められるのとも、上司に褒められるのとも違う。データだけを見た第三者に「問題ありません」と言われる嬉しさって、あるんですね。

(ちなみに、スクショをAIに見せるときは、口座番号や氏名が写り込んでいないか確認してからにしましょう。僕も家計簿の画面だけを見せています)

嬉しかったのは、褒め言葉じゃなかった

あとから考えると、嬉しかったのは「素晴らしい」の一言そのものじゃなかった。

「今のやり方のままで、大丈夫」と分かったことだった。

うちは息子のこともあって、人より少し長い目でお金の設計を考える必要がある。だから「このやり方で合ってるのか」は、いつも頭のどこかにある問いで。

車という大きな買い物をした年ですら黒字なら、この設計は機能している。そう確認できたことが、いちばんの収穫だった。

安心って、数字そのものじゃなくて、「確認できた」という事実からやってくるらしい。

数字は、安心の残高

とはいえ、明日からも僕は投資の画面を見ません。見ると心がざわつくので。

僕の型は、たぶんこうです。

家計(毎月の出入り)は、月に1回ちゃんと見る。資産(全体)は、半年に1回だけ見る。

毎日見て一喜一憂するためのものじゃなくて、たまに見て「うん、大丈夫」を補給するためのもの。

数字は、安心の残高。

次に全体を見るのは、また半年後くらいの予定です。そのときも「素晴らしい家計です!」と言われるように、今日も見ないで、淡々と暮らします。

※本記事は個人の体験談です。家計や投資の考え方はご家庭ごとに異なります。

コメント

タイトルとURLをコピーしました