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ずっと欲しかったノンフライヤーを、この前やっと買った。
先に結論を言うと——揚げてないのに、ちゃんと唐揚げだった。手軽で、ちょっとヘルシーで、そして油物とは思えないくらい後片付けがラク。子ども2人が600gを一瞬で平らげた、あの夜の話をさせてほしい。
家では揚げ物、やりたくなかった
白状すると、俺は家で揚げ物をやりたくない。味が嫌いなわけじゃない。理由は2つある。
1つは、片付け。油をこして、鍋を洗って、コンロ周りのはね油を拭く。あの一連が、仕事から帰ってきた夜にはやたら重い。
もう1つは、これが本音なんだけど——俺、食品スーパーの惣菜売り場で、毎日のように揚げ物と向き合ってる。仕事で揚げまくってるのに、家に帰ってまで油の前に立ちたくなかった。もちろん、たまには家でも揚げてたよ。でも「よし今日は唐揚げ!」って気合いを入れないとできない。食べたいのに、腰が重い。まあ、この矛盾がわかる人はあまり居ないと思うけどね。
だからノンフライヤーは、俺にとって「時短家電」というより「やっと気軽に唐揚げが作れる道具」だった。
作り方はびっくりするほど簡単【200度・15分】
構えて買ったわりに、やることは拍子抜けするくらい少なかった。
材料
- 鶏もも肉(100gあたり99円のやつ)
- 醤油・にんにく(漬けダレ)
- 片栗粉
- オイルスプレー
手順
- もも肉をひと口大にバラす
- 醤油とにんにくで、15分ほど漬け込む
- 片栗粉をまぶす
- 表面にオイルスプレーをシュッとひと吹き(これをサボるとパサつく)
- ノンフライヤーに入れて、200度で15分
以上。使った油は、表面にかけるスプレーだけ。鍋いっぱいの揚げ油は、いらない。
コツを1つ挙げるなら、肉を重ならないように並べること。ぎゅうぎゅうに入れると火の通りにムラが出る。多い時は2回に分けた方が、結局きれいに仕上がる。





揚げてないのに、ちゃんと美味しい
出てきたやつを見て、思わず笑った。ちゃんと、揚げた顔してる。
惣菜売り場に15年立って、何万個って唐揚げを見てきた俺の目でも、「これは揚げてる以外考えられない!」ってくらいの出来だった。表面はカリッと、中はジューシー。オイルスプレーのおかげで、パサつきもない。片栗粉がしっかり色づいて、あの香ばしさもちゃんとある。
正直、「揚げてないんだから、まあそれなりでしょ」と半分ナメてた。ごめん、と機械に謝りたくなった。
どれくらいヘルシー?鍋の揚げ油ぶんはカットできる
盛らずに数字で。100gあたり、ざっくりこのくらい。
| 普通の唐揚げ(揚げ) | ノンフライヤー | |
|---|---|---|
| カロリー | 約290〜300kcal | 約210〜240kcal |
| 脂質 | 約18〜20g | 約11〜13g |
差の正体はシンプルで、「衣が吸い込む揚げ油」ぶん。揚げ物は衣が重さの8〜10%も油を吸う。ノンフライヤーはそれが要らない。表面にかけるオイルスプレーぶんのごく少量は乗るけど、鍋で揚げるのとは比べものにならない。カロリーで2割前後、揚げ油ぶんだけ見ればごっそり減る計算だ。
ただし正直に言う。「ゼロカロリー」なんて魔法じゃない。もも肉だから鶏そのものの脂はちゃんとある。あくまで「鍋の揚げ油を足さずに済む」——それだけ。でも俺には、その「それだけ」が十分ありがたかった。
後片付けが、油物とは思えないくらいラク
味も嬉しかったけど、俺がグッときたのはここ。ただし正直に書く。「後片付けゼロ」ではない。
バスケットの網の下には揚げカスが落ちるし、鶏から出た脂もそれなりに溜まる。ゼロじゃない。
でも——鍋いっぱいの揚げ油をこして、容器に移して、コンロのはね油を拭いて……あの重労働に比べたら、格段にラクなんだ。バスケットとトレーをさっと洗うだけ。「食べ終わったあとの憂うつ」が、体感8割方消えた。それだけで、買う価値は間違いなくあった。
子ども2人が、600gを一瞬で
食卓に出したら、あっという間だった。
メグが「もっと」って皿を突き出してくる。リョウは言葉はないけど、口いっぱいにほおばって、上機嫌で足をバタバタさせてた。あの背中を見てるだけで、俺はもう、その日一日ぶんくらい満たされてしまう。
気づいたら600g、きれいになくなってた。材料費はしめて600円ちょっと。安くて、軽くて、片付けもうんとラク。その分、子どもと過ごす時間が増えるなら、この買い物は文句なしで正解だ。
結局、買ってよかった
こんな人におすすめしたい。
- 揚げ物は好きだけど、後片付けが憂うつな人
- 少しでもヘルシーに、揚げ物を食べたい人
- 俺みたいに、仕事で「もう油はいいや」ってなってる人
「食べたいのに作るのがめんどくさい」で止まってた人ほど、たぶん刺さる。買ってよかった。ほんとに。
↓ 使ったのはこれ

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