みなさんに、自閉症児の子育ての現実を知ってもらいたいと思います。自閉症児を育てることには、多くのチャレンジが伴いますが、それでも私たちは確かな幸せを感じています。今回は、その大変さをランキング形式でお伝えします。
第3位:強いこだわりと激しい癇癪
自閉症児は、特定の物事に対して非常に強いこだわりを持つことが多いです。例えば、特定の食べ物しか受け入れない、同じルーティンを厳守するなど。このこだわりが崩れると、激しい癇癪を引き起こすことがあります。これに対処するためには、日常生活の中での準備と適応力が求められます。
第2位:遅れる発達と難しいコミュニケーション
我が家の子どもは6歳ですが、まだ2歳児レベルの発達段階です。言葉を発することが難しかったり、指差しやアイコンタクトができなかったりと、コミュニケーションが非常に困難です。同年代の子どもたちと比べると、どうしても羨ましさを感じてしまうこともあります。しかし、このコミュニケーションの壁を少しずつでも乗り越える瞬間は、何物にも代えがたい喜びです。
圧倒的第1位:果てしない睡眠不足
自閉症児の子育てで最も大変なこと、それは圧倒的な睡眠不足です。夜中に何度も目覚めたり、全然寝付かなかったり、早朝に起きたりと、親もほとんど休めません。この睡眠の乱れは、親の体力と精神力を著しく消耗させます。それでも、子どもが安心して眠れる瞬間を見つけるために、私たちは日々奮闘しています。
しかし、これらの困難があっても、私たちは不幸ではありません。確かに大変なことも多いですが、それ以上に子どもの笑顔や成長の瞬間に喜びを感じています。普通に幸せです。子育ての中で見つける小さな幸せや、家族としての絆が私たちを支えてくれています。自閉症児の子育ては確かに挑戦ですが、その中にも多くの幸せが詰まっています。
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